夜の仕事をしていた女の末路

私、サチコは

高校を出てから60代まで

ずっと夜の世界で生きてきました。

まずは生まれ故郷の

田舎のスナックで

ママの手伝いをしていました

田舎のスナックというのは

客層も良くないですし

辛い思いもたくさんありましたが

接客の基礎を学ばせて頂きました

まだ世間知らずで若かったですからね

恋愛と商売の線引きも曖昧で

このお店で出会った客と

一回目の結婚をしてます

それから紆余曲折を経て

銀座の店で働き始めます

ちょうど20〜30代は女盛りで

人生の黄金期でした

景気もよかったので

今では信じられないような経験も

たくさんしてきました

そして40代

気付けば離婚回数は数知れず

子供も抱えておりました

美しさは衰え

銀座の街では働けなくなり

寂れた町のスナックを

転々とする生活が始まりました

経済的な事が理由で

男性と暮らしていたこともあります

そんな自分が惨めで

情け無くて

何回か昼間の仕事にも

挑戦しました

でも、しばらくすると

やはり

夜の仕事とは稼ぎが違いますからね

結局、長続きはしませんてした

その後もスナックを転々とし

今は新型コロナウイルスの影響で

店が休業中ですから

これからどうなるのだろうかと

天を仰ぐ日々です

おそらく、今後

夜の仕事は今まで通りには

いかないでしょう

美貌も無くなり

男性にも見捨てられ

孤独な余生を送るのが

夜の世界に生きた

サチコ60代の末路でしょうか

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